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ラオックスが宝飾品販売大手「周大福」と業務提携

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免税店大手のラオックス(LAOX)はこのほど、香港の宝飾グループ「周大福(しゅうたいふく)」と業務提携し、東京・新宿の店舗「ウォッチドット(WATCH.)」に日本初のブランドストアを出店する。店舗面積は約80平方メートル。

 およそ3500SKU(最小在庫管理単位)の商品を取り扱い、ファッションジュエリーを中心にファインジュエリーも販売する。業務提携によって訪日外国人だけではなく、日本国内の来店客にもファッション性の高いジュエリーを提案して、新たな市場開拓を目指す。ラオックス店舗への今後の出店について同社は「前向きに計画を立てている」という。

 周大福は、中華圏、シンガポール、マレーシア、韓国、アメリカなどで宝飾品や時計を販売しており、宝飾品の原材料調達からデザイン、加工、販売、市場開拓までを手掛ける垂直統合型モデルを強みとしている。売上高は約7934億円。

脚本家・北川悦吏子の「靴」にちなんだ短編物語 大丸松坂屋が制作

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大丸松坂屋百貨店は、女性向けシューズブランド「ベネビス(BENEBIS)」の特設サイト上で、オリジナルコンテンツ「魔法の靴」を3月15日から期間限定で公開する。「魔法の靴」は、大丸松坂屋の9店舗で販売中の「ベネビス」のパンプスをモチーフにしたショートストーリーで、脚本家の北川悦吏子が寄稿した。

 「魔法の靴」は、少女が主人公の物語。美しい大人の女性“魔女”と出会って、彼女の不思議な魅力に惹かれながら大人になって行くストーリー。特設サイトでは北川のインタビューも公開し、同作品の着想源や靴選びのポイント、靴と恋愛の共通点などについて話す。

 「ベネビス」のパンプスは、40デザイン×30サイズから選ぶことが可能。10種類の色・素材、2種類のトー、2種類のヒール、30種類のサイズからそれぞれセレクトし、シューアクセサリーも加えることができる。

 「ベネビス」は大丸松坂屋の親会社J.フロント リテイリングが資本提携する千趣会の婦人靴ブランド。昨秋にリブランディングされ、大丸松坂屋でも扱われている。

 北川悦吏子は、1992年にテレビドラマ「素顔のままで」で脚本デビュー。「ロングバケーション」「ビューティフルライフ」「オレンジデイズ」などの作品を手掛ける。2008年からは映画の世界にも進出し、「ハルフウェイ」「新しい靴を買わなくちゃ」では脚本と監督を務める。また、18年春にスタートするNHK連続テレビ小説「半分、青い。」の脚本を担当することが先日発表された。