記事一覧

なんと“緑青の出ない”新しいブロンズケースで袖口も安心

图片描述

緑青の心配なく味出しを楽しむことができる「シーマスター 300 ブロンズゴールド」。

前出の2モデルがハイテク系素材であるのに対し、オメガはプリミティブな合金を革新した。近年、多用されるブロンズである。これまで元来のブロンズである銅と錫の合金に加え、経年変化が穏やかな銅とアルミ、シリコンの合金が時計のケースには使われてきた。今回の新作が採用するオメガの新しいブロンズは、銅50%、金37.5%、銀5%強、パラジウム5%未満、ガリウム5%未満の新合金で、その名もブロンズゴールド。金の含有量が多く、またわずかのパラジウムと銀によって銅の化学変化は抑制されて、ブロンズらしい経年変化はするものの、緑青が発生することはないという。ガリウムは分子構造が極めて小さいレアメタルで、各金属の結合材として働く。

图片描述

ダイヤルには銅・錫ブロンズを用い、インデックスをくり抜いた下にスーパーパールミノバを施したディスクを重ねた。新素材と新たなダイヤル構造が与えられた「シーマスター 300 ブロンズゴールド」は、より上質なレトロ感を醸し出す。